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2023年09月27日作成

Proxmox 導入時のメモ書きと今後の目標

こんばんは

先日我が家のNW構成変更と各種公開系サーバをProxmoxの仮想基板上に移植したので、
備忘録がてら記事にします。

まずはNW構成変更について
これまでは、インターネット回線がNURO一本だったところを、
光コラボ回線(@nifty)を新規に引いたので公開Web系サービスを分離しました。
論理構成図
↑論理構成図
物理構成図
↑物理構成図

また、先日のハムフェアで入手したRTX1200(OME品)を非公開環境のメインルータとして実践投入しました。
公開Web環境側はFujitsuのSi-R G110Bで小型ONUで収容しています。
なぜ、マイナーなFujitsuかというと仕事でよく使うので、
勉強兼検証用として入れてます。
この他にSi-R 90brinを複数台入手したので、別途検証環境を構築しようと計画中です

非公開系と公開系はNECのIX2105をメインルータから転用して利用してます。
もう一台IX2105があるので実家に置いてVPN張ろうかなと思ってます。


次にProxmoxでの仮想基盤化についてです
はじめは最新版のProxmox VE 8.0を入れようとしていたのですが、
何度やっても特定箇所でフリーズするので一個前のVer7.4を入れました。
Proxmoxを導入するに当たり参考になったホームページからメモ書きを...

■ターミナルの日本語化(Proxmoxに限らずUbuntu系ならこれで行けそう)
※TeraTermなどでは大丈夫ですが、VMを含むProxmoxのコンソール上では文字化けしますので注意です。
以下のコマンドを実行
# dpkg-reconfigure locales
en_US.UTF-8 UTF-8の選択を解除して、ja_JP.UTF-8 UTF-8を選択
デフォルト言語はja_JP.UTF-8を選択

■エンタープライズリポジトリの参照をやめる
Proxmoxはサポートなしであれば無償利用が可能です
しかし、アップデート時のリポジトリの参照先がデフォルトで有償版(エンタープライズ版)を参照するため、
無償版を参照するように変更します。

まずは以下の場所の内容を変更
# vi /etc/apt/sources.list.d/pve-enterprise.list
//viのところは各位の宗派に応じて変更してください(Vim派閥より)
内容を次のように変更します
 deb https://enterprise.proxmox.com/debian/pve buster pve-enterprise
    
 ↓

#deb https://enterprise.proxmox.com/debian/pve buster pve-enterprise

//有償版リポジトリの参照を無効化
次に以下の場所を変更
# vi /etc/apt/sources.list
//私はVim派だがあなたの好きなものを使うといい…
以下の内容を追記します
# PVE pve-no-subscription repository provided by proxmox.com,
    # NOT recommended for production use
    deb http://download.proxmox.com/debian/pve buster pve-no-subscription
これで完了です。


最後に
これまで色々とブログを書いてきましたが、
情報があっちこっち行ってるのでHPの方に移行・ページ整理をします
このブログはそのまま残しますが、メインは徐々に移行いていく予定です
今年度中にできるといいなぁ程度で移行予定です


おまけ
4年前にヤフオクで買ったWindows7 Ultimateですが、
Proxmox導入に合わせて仮想基盤でインストールしたらプロダクトキーが無効化されてました...
日本のMicrosoft窓口でもどうにもできないようなので、再度購入ですかね...
ヤフオクで正規ライセンスのパッケージ版ってまだあるかなぁ
win7



参考
Qita VirtualBoxからProxmox VEに仮想マシンを移行した話
https://qiita.com/tomgoodsun/items/e8ff6dc8d6679c0fe4c7


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